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お話しさせてもらったこと(中学生人権講演会)

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このレポート、最終章。
金沢市内の中学生の人権講演会で、お伝えさせてもらった作品を紹介します。


その前に、先生が作品から詩を3つ選んで、1~3年各クラスそれぞれで事前に授業をしてくださっていました。
詩は、この3点。
・「お母さん いじめられてごめんなさい」
実際に、学校から帰った娘がわたしのひざに顔をうずめ言った言葉です。入学したばかり、重くて赤いランドセルを背負ったまま泣いた姿を今も思い出します。詩集「かみさまとにんげん」の中の1作品です。
P1060711-s_20120306044252.jpg


・「そら」
“そらのように、あなたはあなたのまんまでいてほしい”お腹の赤ちゃんに呼びかける母の想い。
娘のそらの名前の由来の詩です。
http://rakugakiyahisa.blog14.fc2.com/blog-entry-583.html

・「あんたが生まれてくるとき」
生まれてくるとき、がんばれって待っていたように、今は、学校から帰ってくるあなたを待ってるよ、という母の想いを綴った詩。詩集「ありがとうとごめんね」の中の1作品。



講演では、まず最初に
「お母さん いじめられてごめんなさい」の詩と背景にある、実際にあった出来事をお話しました。
HISAブログにも、この詩の背景を綴った記事がありましたので、長いけれどよかったら読んでみてください。
ラクガキ屋が無料配布している『こどもあいするポスター』の未発表作でもあります。
この詩の背景をこの中学校の先生が知っていてくださって、今回わたしに人権の講演会を頼んでくださいました。
この詩の奥にあるものを、子供たちに話してほしいと。

▽「お母さん いじめられてごめんなさい」のエピソード(お話したのはこの中の一部分)
http://rakugakiyahisa.blog14.fc2.com/blog-entry-416.html

こんなに要点よく言えなかったんだけど・・みんなに伝えたかったこと。
自分の痛みより、生んでくれたお母さんを悲しませるのがつらい、子供の親への深い愛。
みんな大好きなお母さんがいる。
それをイメージできることが大事。
自分の人生を大切にするように、相手の人生も大切に出来たら
人権って守られていく、ということ。



▽次に。娘のつぶやき集「ねぇおかあさん」を、全ページ、スクリーンに映しながら読みました。
IMG_20120116_010946-s.jpg

この作品を選んだのは、この小さな本が、本当は、うまく話せない子のために生まれたから。
よく会話をしてきた私たち親子。だから、娘は想いを伝えることが自然になってたくさんの言葉が残っているけれど、どの言葉も、わたしは、世界中の子供がくれた宝石みたいな言葉だと思っている。
うまく話せない子のすばらしい心を周りの大人がもっとイメージできたらな・・。
その想いが、人権のお話に繋がると思ったから、
そして、“親に分かってほしくて苦しんだり、親を傷つけて自分を責めてしまうとき
それは、自分の中に親への深い愛情があるからだと自分に言ってあげてほしいな”って伝えたかった。
私自身が、親に素直になりづらく悩んだ10代で、親になり娘に愛されたことで、
自分の中の親への愛に気がついた。だから、みんなにどうしても触れてほしい作品でした。



▽最後に、わたしが17歳のときの経験を当時の記憶と言葉のままに綴った
絵本「光り 届く あたらしい朝」を朗読しました。スクリーンの絵とともに。
hikaritodokuatarasiiasa.jpg

今回、みんなに逢う前に、もし、今10代の自分に声をかけれたら、なんて言うだろう?と考えた。
きっと「生きててほしい」と言うだろうな。
それで、この人権講演会の最後にこの作品を選びました。
実際に言えてよかったな☆
“どんなに絶望しても生きていてほしい。必ず生きていて良かったと思えるときがくるから。”


それでは、これで、この講演会のご報告はおしまいです。



最後に、中学生のみんなへ。。
みんなからの手紙を読んで、伝える勇気を持ってよかった、と思えた。
みんなの未来に、少しでもあたたかい世の中を手渡したい。
だから、描き続けるね。

作品に出逢ってくれてありがとう。
心澄ましてお話聴いてくれてありがとう。



★一度に書けなくて、いくつにも分けたご報告になりました★

▽中学生人権講演会~HISAブログ内 関連の記事
④お返事・・「みんなにお返事書きました」
http://rakugakiyahisa.blog14.fc2.com/blog-entry-1045.html

③講演後、お手紙をいただいて・・「全校生徒のみんなから」
http://rakugakiyahisa.blog14.fc2.com/blog-entry-1025.html

②事前授業の感想を読んで・・「講演の前に」
http://rakugakiyahisa.blog14.fc2.com/blog-entry-991.html

①金沢に向かう前に・・「今日という日」
http://rakugakiyahisa.blog14.fc2.com/blog-entry-990.html

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2 Comments

ぴあのうたい says..."No title"
こんにちは。1通1通のお手紙、お疲れ様でした。
私も在職の時は、最後にそんな風に、いつも書いてました。
お母様方に、「全員違うのに書いてくれているんですね。みんな同じかと思いました」
と言っていただいた事がありました。
そんな全部同じ人もいるわけです。絶対数はそちらの勝ち!です。

ゆっくりはまだ読めてないですが、
ひとこと

ひささんだったり、他の方だったりも同様ですが、

今なら、まだまだ、違う関係を作れます 親子関係を。
お母さんと、自分たち
お父さんと、自分たち


ちょっといいなと想います。

私は、そういう母との関係になれないまま
母は亡くなりましたし
母と娘の、暖かい感情のやりとりがないままにこの年齢になり

自身を修復するのに、少し時間がいりました。

一度自分を壊してからでないと、新しいものが構築できないので、
辛い時期もあり、今もその底辺から上がるにも、やはり、大変。

でも、修復、復興になってきているので、よし!としようと思います。

たくさんの方々が、少しでも救われますように。
2012.03.07 14:41 | URL | #- [edit]
HISA says...">ぴあのうたいさん"
お返事遅くなりました。
コメント、いただいてありがとうございます♪

わたしも、母親、父親への想いは複雑で
葛藤の連続でした。
中学生の中にも、そうやって苦しんでいる子がいたら
伝えてあげたかった、
それも愛なんだよ~って。
だからこそ、親は、子の愛は無条件で深いということに
気がついていなければ
大きな傷を残してしまうということを
しっかり分かっていることが大事だと思います。
そのためにも、伝え続けたいテーマです!

ぴあのうたいさんの想い
ありがとう。

経験したことが生きるのは
誰かに寄り添えたとき
誰かの幸せを願えたとき☆
2012.03.14 23:15 | URL | #- [edit]

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