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震災での別れを想い描いた絵や資料の展示(福井市にてHISA展・開催中)

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昨日、会場へ行った記事のつづき。

今回のHISA展、東日本大震災についてのコーナーを作りました。

先週は、中日・日刊福井新聞にも掲載され
新聞を見て、絶対行こうと思って来たと、観に来てくださった方とお話も出来ました。
中日・日刊福井新聞さんは、東北への想いが今回の展示に含まれていることを書いてくださってました。
ご来場の方も、石巻市で活動されてきたそうで
今年、2回目の東北から帰り描いた絵を見て、すごく伝わる、と言ってくださいました。
そして、会場全体が、今回の震災へ向けられたものに感じると。


壁に展示してあるのは、
・昨年、加賀山代パノニカのHISA展でのライブペインティングの絵。
3点にカットしました。「逢いたい」想いとエピソードが添えてあります。
でもちょっと、補足。
これは、孫とおじいちゃんの絵。空に向って梯子が伸びています。
このハグは、実際のシーン。
次の日おじいちゃんが亡くなるなんて分かるはずもないのに
孫である私の娘のそらが、バイバイをしかけてまた戻り、おじいちゃんを抱きしめた。
娘の私は、亡くなった父を抱きしめて一晩泣きましたが
「ああ、子供はすごいな。そらは、おじいちゃんが天国へ行くの知ってたみたいに、生きてる間に抱きしめたんだ。わたしも、生きてる間にお父さんを抱きしめて、“あなたの子でよかった”と言えばよかった。」

そして、お棺の中に入れる手紙に・・天国への梯子を描いて「いつもありがとう」と一言かいたそらと
過去形で、ごめんねばかり描いたわたし。
会場の絵に添えてあるエピソードの補足でした。続きは、会場で読んでくださるとうれしい。

父は、水の事故で突然亡くなりましたから、今回、津波の被害と父の死の経験が重なったのです。
震災後、活動してきた1番の理由は、
父が「寒がっている人をあっためてあげてくれ」と言っている気がしたから。
いってもたっても居れなかった。原動力は、父の死がくれたのです。
どれだけ寒いだろう、だれも寒くてつらい思いをしてほしくない。
すぐに駆けつけて毛布をかけることはできなかったけれど、
物資の活動をしながら考えた結果、娘2人を連れながら自分の出来ること・・は、
いつもみんなが笑顔になってくれるパステルのお絵かき教室だった。


それから、
・スタンドで立ててある絵2点は、キャンドルナイトのイベントのライブペインティングで描いた
キャンドル部分をカットし、今年5月東北から帰宅後、描き入れ仕上げました。
東北でお友達や、逢いに来てくださった方たち、一緒にお絵かきした子供たちの
大きすぎる別れを知って、祈るように描いたものです。
その想いは、詳しくは書いてありません。わたしが聞いて、わたしの胸にあること。
この絵を観てくれた方が、また祈っていただいて
あたたかい眼差しが、届くといいなぁと願いを込めています。


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震災の資料も読んでいただけるようになっています。

・展示物は、昨年、表紙のお仕事でご依頼いただいた教育出版「Educo」の特別号

・パステルお絵かき教室の活動で
昨年5月宮古市の避難所で出逢ったみさちゃんから送っていただいた震災後初めての市政広報

・今年、石巻市雄勝町の仮設団地集会所で一緒に活動したお友達からいただいた
新聞社が出している冊子「大津波襲来 石巻地方の記録」

もう1点、先週同じコーナーに並べさせていただいたのが

・今年も活動で伺った宮古市。そこでお世話になった「ふれあいステーション あい」さんの佐々木理事が書かれた震災後のエッセイ。
こちらは、地域のお年寄りのケアやコミニティの場を作ってこられた佐々木さんが、
震災後のお年寄りとの交流を丁寧に綴っておられます。
まるでおばあちゃんたちの表情が浮かんで見えるようなエッセイです。

今年の東北の活動から帰って、佐々木さんから届きました。
これは、伝えなくちゃ・・・・そう思って、HISA展会場に置かせていただきました。

ぜひお読みください。



昨日の石巻に行って来られたという方にもお話をしていたのですが
実際行って来た者が、出来ること。それは、伝えることだと思うと。






☆福井市でHISA展☆
▼HISA展詳細は、こちらをクリック▽
HISA展 お母さんの詩
「あなたに逢えた喜びを消すような 悲しみはどこにもない」
2012年5月17日(木)~6月3日(日)♪最終日に特別企画あり♪
10:00~18:00 定休日:火曜
ふくい工芸舎
 





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