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お教えしたパステルで(岩手県宮古市 お絵かき教室)

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岩手県宮古市のMおばあちゃんが、パステルお絵かき教室でお教えした画法と画材で、
ハガキに絵を描いて送ってくださいました。わたしが、訪ねたときの宮古市春の景色そのまま。

色とやさしいラインだけで、こんなにも自然の風やお日様のぬくもりが伝わって
吸い込まれていくような絵です。
参加者の皆さんにプレゼントしたお絵かきセットのパステルを使って
こうしてお葉書。
本当にうれしかったです。


Mおばあちゃんとは、昨年の5月に避難所でお逢いしてから
ずっとお葉書のやり取りが続いています。

わたしは、それまであまり知らずにいました。
ハガキを書くってすごく技術とセンスのいることなんだ!!ってことを。

ポストカードを製作して販売してきたのに、知らずにいたなんて。

あのスペースに、伝えたいことを書くって、難しいのです。

わたしは、ネット上のやり取りって少ないので、
直接メールをいただくか、お手紙やお葉書を頂いたり、書くことが多いのですが
お礼状とまた違い文通となると
あれもこれも伝えたくて、メールのように、思うままハガキに書き出すと
あとからたいへんなことに。
重要なことまでたどり着かないまま書くところがなくなってしまう。

Mおばあちゃんの、見事なハガキの書きこなし用
それでいて、器用な冷たい感じじゃなく
届いて目を通すと「いつも想っていてくれる」ことが伝わって幸せな気持ちでいっぱいになります。

ここでも何回かお伝えしてきましたが
はじめてお逢いしたとき
「明日はないから、今日愛を伝えると決めているの。」という言葉そのままの
Mおばあちゃんからのおはがきで、
我が家は、この1年以上、遠くはなれた岩手県宮古市から愛を送り続けてもらってきました。

Mおばあちゃんのお役目は、離れていても、東北のことを想える
そのきっかけをその存在で出逢う方に与えていることです。きっと。
震災で亡くなった人たちのことを想うと、
生き残った自分に出来る役目はなにだろうかと、思う。

「Mおばあちゃん、すばらしいお役目、毎日はたされてるよ。」って
今度のお葉書に書こう。

Mおばあちゃんが再会したあと、電話で言ってくれたから。
「あなたに出逢ってわかった。人は、出逢うために生きているのね。」
震災で悲しい別れを体験された東北の方が
震災をきっかけに出逢った人たちとの出逢いをどう受け止めればいいのか、
震災がなければ、失わずにすんだ大切な人。震災があって出逢った人。

それでも、人は出逢うために生きていると言ったMおばあちゃんの言葉が
深くて深くて、今も、思い返すと胸の奥に響きます。

その言葉のお礼に。



お友達が言ったので、まさにそうだなと思ったのだけど
ハガキと、メールの違いは
アナログカメラとデジカメくらい違う。
手縫いとミシンくらい違う。
世界中にハガキの文化はあるけれど、減っていってはもったない
大切な文化ですね。

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