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東北のお友達に添えたメッセージ

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昨日は、東北の繋がりあるお友だちに絵本をお贈りしました。
絵本に、以下のようなメッセージを添えました。
東北の方でなくても、開くのがつらい方もいると思う。
そんな方にも、同じメッセージを伝えたいです。

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あのね、絵本に、どうしても津波後のシーンを描かねばなりませんでした。
それは、震災の記憶のないまだ二歳の妹さんに雅人お兄ちゃんと別れねばならなかった理由を伝えるための絵本だから。

体験された方は、まだ開けないシーンなのではないかと思っています。
そう思うと、ほんとうにつらいです。
わたしでさえ、胸が張り裂ける思いで、心が静かになるまで描けませんでした。
でも、イラストだからできることがあると、
体験していないわたしだから描いて残し伝えるんだと決心して描きました。
雅人くんママが見ることができない映像や写真をどうしたら描いて残せるだろうか、、真剣に向き合いました。
絵本に残してほしいという、雅人くんママのわたし以上の辛い決心に応えたくて。

だから、無理しないでほしいんです、
贈るけれど、開けなかったら、そっと置いておいてください。
2話収録の2話目「いっしょに」は、8ヶ月の雅人くんと別れ、
どうして生きていけばよいかわからなくなった一人のママが、
阪神淡路大震災で1歳半のしょうくんを亡くしたママと出会い、
一生この苦しみは消えないことに絶望しながらも、
悲しみながら生きていく、自分がいつか雅人に逢える日を支えに生きていくという想いを胸に
今日まで生きてきたそんな絵本でもあるから。

だから、今でなくても、それぞれに、開いてもいいと思えるときに時に開いてあげてください。

自分の気持ちをまず大切に。

絵本制作見守ってくれてほんとうにありがとう。かわいい雅人くんたちをたくさん描きました。

ひらたひさこ
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先にメールでお伝えした東北のお友達からは
「ヒサさんのイラストだから、どの世代の人にもしっかり伝わると思います。」
「時間はかかってもみんなに見て欲しいと思っている。
少しづつ記憶は消えていくけれど心のどこかで覚えていてほしい。」
「絵本できたなんだか嬉しくてでもさみしいような複雑な気持ち。
二人のママとユウとヒサを抱きしめたい気持ち。作ってくれてありがとう。」とお返事くれました。

でも、開きたいと思えた時に。
今でも、ずっとあとでもいい、
そっと、ずっと寄り添える絵本であるといいなと思っています。


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